国連の国境なき記者団は、世界の報道の自由度ランキングを発表しました。
日本は、2015年61位だったランキングが2016年の今年は11位下落して72位になりました。
去年も比較された韓国は71位で、日本よりランキングの上に保っています。
これは、民主主義の危機でもあります。
日本は世界第三位の経済大国であり、民主国家です。
本来なら世界トップ水準の報道の自由があるはずだ。
それでも、国境なき記者団が発表したランキングで72位というのは日本人として恥べき数字です。
安倍政権になり急速に順位下落
国民の中では気づいている人もいるかもしれませんが第二次安倍政権になり報道の自由度ランキングは急速に悪化しています。
民主党政権では悪くても22位でしたが、この3年間で72位まで下落。
いったいなにがあったのでしょうか??
特定秘密保護法が原因
報道の自由度ランキングが落ちた一説には、特定秘密保護法が原因と言われています。
小林よしのり氏の記事では、
国連特別報告者は勝手に日本にやって来て
調査してるわけではない。
日本側からの招待で来日している。だが、高市総務大臣に会えるよう何度も申し込んだが、
高市は受けなかったのである。
とある。
これは、報道の自由を求めているジャーナリストと問いかけから逃げていると取られてもおかしくない。
個人的には、国民を馬鹿にしているとしか思えない。
報道の自由がなくても、政権が持つと思っているのだろう。
他にも、小林よしのり氏は
国連特別報告者の取材では、ジャーナリストの多くが
「匿名」を条件にしか答えないようだ。
何を恐れているのか?
と書いており、何かしら背後に大きなものを感じさせる。
盗聴法も成立濃厚
ネットが国に監視される法律が成立濃厚にも書きましたが、言論統制される可能性のある「刑事訴訟法改正案」の審議が今国会ですることになっており、成立も濃厚とされています。
山本太郎さんも抗議の声をあげています。
どうやら、今日、戦争法案の陰に隠れて#衆議院 #法務委員会 は違憲の
「刑事訴訟法改正案」(盗聴法・司法取引・児ポ法)
を可決するようだ。どんな法案か?
以前書いたブログを読んでみてね。
☟http://t.co/Qt8xmZA7Up— 山本太郎 次の準備を! (@yamamototaro0) 2015年8月5日
こんなことがあるから国境なき記者団が選んだ世界の報道の自由度ランキングが2016年度に72位までに下落するわけです。
いずれにしても、民主主義の危機です。
この記事を見て、諦めるのではなくなにか行動を起こしましょう。
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