今までの選挙制度は、20歳以上が衆議院や参議院の国政選挙に投票できたが、今回7月10日に行われる参議院選挙の選挙権は18歳以上に引き上げれた。
私、個人的な意見としては賛成だ。
だが、18歳選挙権には大きな問題、弊害も存在している。
試験期間に丸かぶり
18歳選挙権は、高校生も選挙に行けることを意味している。
もちろん、高校生の多くはまだ18歳にはなっていないが、今回の参議院選挙じゃ7月10日なので、高校3年生の4分の1が選挙権を手にすることになる。
ここには、高校生ならではの問題点が存在する。
それは、試験だ。
日本の高校生の期末試験の勉強はかなり大変。
その試験期間に丸かぶりなのである。
試験期間に初めての投票に行くのは、かなり負担。
参議院選挙は3年に1回、だいだい同じ時期に行われる。
18歳も投票できるようになったんだから、参議院選挙の日程をずらすことも検討すべきだと思う。
部活動で選挙に行けない
部活動の練習や試合などで
高校生で部活動を本気でやっている人にとって、部活が全て。
高校生は勉強が仕事と思っているかもしれないが、部活を本気でやっている人にとってそれは2の次。
顧問が部活を休みにしてくれるだろうか??
普通の顧問はそんなの関係なしに練習、試合を入れるだろう。
休みにしたって選挙に行くだろうか??
普通の生徒は、普段の疲れを癒やすために遊びか家で寝込むだろう。
18歳に選挙権を与えても、高校生が投票に行かない可能性があるのだ。
大会で行けない
18歳選挙権で試験期間にも重なるが、大会とも重なる。
夏の最後の大会で。
例えば夏の高校野球の東東京、西東京大会は7月2日に開幕式が行われる。
となると、当然7月10日の選挙と重なる。
もちろん、他の部活動も重なったりすだろう。
せっかく18歳が投票券を与えても、選挙に行かなかったら意味が無い
高校生に最大な配慮を
大人の都合で高校生に選挙権を与えて、高校生のことをなにも考えない。
これで本当にいいのでしょうか??
高校生が選挙に行きやすいように最大限配慮すべきだと思う。
これは誰がやるべきというよりかは皆やるべきとと思う。
総理大臣、国会、教員、高野連などの組織・・・
皆が配慮すれば、選挙に行きやすくなる。
あとは、次の選挙からになるとは思うけど、参議院選挙の日程を7月じゃないところに移すとかね。
とりあえずで始めたからこういうことになる。
せっかく18歳に選挙権を与えたんだから、選挙に行きやすい状況を作ってあげよう。
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